ホンダは20日、全国の事業所および国内四輪販売店のソーラーパネルで発電した総発電量を、自動車業界で初めてホームページ上に公開した。サイトでは、毎時・日別・月別の発電量に加え、発電量の世帯数換算などを見ることができる。同社は低炭素社会の実現を目指し、自動車業界で国内トップとなる合計3.5メガワットのホンダソルテック製薄膜太陽電池を日本国内の各事業所に設置してきた。今回、ソーラーパネルとデータベースサーバーとを連携させて、自動的に集計することで、総発電量の表示が可能となった。また、2013年稼働開始予定の寄居工場には、国内自動車工場として最大となる2.6メガワットの薄膜太陽電池を設置予定。さらには、国内四輪販売店での設置も合わせ、2013年度末までに、ホンダグループで約7メガワットの発電能力となる予定。