日本気象協会の19日16時30分の発表によると、台風4号は、19日15時には室戸岬の南西約160kmにあって、北東へ60km/hで進んでいる。15時30分の発表より若干、速くなっている。 台風は、20日3時に会津若松市の西南西約30kmに達する見込み。四国から東海の太平洋側を中心に、非常に激しい雨の降る所があると予想する。関東と東北も夜は雨や風が強まるようだ。 協会では、台風の進路にあたる地域は、暴風や大雨、土砂災害や河川の増水に厳重な警戒が必要であるとする。海上も暴風や高波に警戒が必要。 ウェザーニュースは、台風4号は近畿・東海では帰宅時間帯を直撃すると予想。公共交通機関で運転見合わせの可能性があるため、東海の人は18時までに帰宅するように勧めている。日本気象協会は、首都圏での風・雨のピークは今夜23時頃からあす朝3時頃まで、終電運転の時間帯になると予想、そして始発の時間帯に影響が出る可能性もあげる。 同じく協会は、台風は20日の昼に温帯低気圧に変わり、15時には宮古市の北東約70kmに達すると予想する。