GfKマーケティングサービス・ジャパンは、「ヘッドセット販売動向」の調査結果を公表。2011年度(2011年4月~2012年3月)のヘッドセット市場は、前年度比で数量が23%、金額は25%の増加を記録した。 ヘッドセットは従来、テレフォンオペレーティング業務をはじめ、ビデオ通話やチャット、車載通話等をおもな用途としていた。2011年度はスマートフォンが人気を集め、それとともに、スマートフォンでの通話や音楽鑑賞用途でのヘッドセットのニーズも高まった。 また、スマートフォン対応をうたった製品も増加し、量販店等での展示・売り場も従来の音響機器売り場に加えて通信機器売り場へと広がった点も、ヘッドセット市場の拡大に結びついたと考えられる。2011年度はメーカー数も前年度比で20%近く増加し、国内外で約190ブランドの販売実績が集計された。 タイプ別に見てみると、再生方式ではステレオ方式が数量構成比で59%に広がり、従来の主流であったモノラル方式を上回った。装着方法は、カナル型(耳栓型)が数量構成比で2010年度よりも12ポイント高まり35%となった。Bluetooth対応製品も3割近くまで伸長したことから、スマートフォンで通話とともに音楽鑑賞も楽しむ需要の高まりがうかがえる。
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