クウジットは12日、商業施設やテーマパーク、公共・文化施設などの各種施設、およびコンテンツホルダーなどの法人向けに、屋内外位置連動型の情報配信プラットフォーム「Pochi Walk」の提供を開始した。 「Pochi Walk」は、来店誘因や施設内回遊、滞留の促進を目的に、屋内外で位置に連動した情報配信を可能にするサービス。位置に関連したコンテンツや情報配信を管理できる「Pochi CMS」と、エンドユーザー向けに無料で配布するスマートフォン向け「Pochi Walk」アプリから構成される。 対象となる施設や空間に、屋内測位基盤である「PlaceEngine」を導入することで、屋内外でユーザーの位置情報に連動した、タイムリーできめ細かい情報配信が可能となる。情報提供者は、「Pochi CMS」を利用することで、リアルタイムな情報配信や情報コンテンツの更新業務を簡単に行うことができる。「Pochi Walk」アプリでは、現在位置に連動して、フロアマップや施設内ナビゲーション、セール・イベントなどのお知らせ通知を受けとることが可能となる。 現在、大阪・梅田の東急ハンズ梅田店が「Pochi Walk」の屋内位置連動機能に対応しており、東京丸の内の丸ビル・新丸ビルでもトライアルが開始される予定。初期費用はサービス導入費50万円~、PlaceEngine導入費50万円~。月額利用費は月5万円~。「Pochi Walk」サービスは、UI変更やARスタンプラリーなどの機能追加など、カスタマイズも可能。