ソーラーフロンティアと独べレクトリック社は23日、CIS薄膜太陽電池を使用した世界最大の太陽光発電所が完成し、運営を開始したことを発表した。同発電所は、ドイツのブランデンブルク州ボホーにあり、宮崎県国富工場で生産したソーラーフロンティア製のCIS薄膜太陽電池を約20万5000枚(約28.8MW分)設置した。同社のCIS薄膜太陽電池は、発電効率が高く、日射量が少ない環境下でも優れた実発電量を発揮する。また、黒一色の外観で、景観にも違和感なく溶け込んでいる。ベレクトリック・ソーラークラフトベルケ社の最高戦略責任者であるマルチン・ツムブシュは「CIS 薄膜太陽電池の発電所が運営開始したことは、再生可能エネルギーへの移行へ向けた重要な一歩であり、ブランデンブルク州の特筆すべき成果だ」とコメントした。