気象庁は、日本海で低気圧が急速に発達しながら北上を続けており、この影響で、3日の午後から4日にかけて西日本から北日本で暴風雨や大しけになるとして警戒を呼びかけている。現在朝鮮半島沖にある低気圧は日本海を北東の方向に進んでいる。 この低気圧は、中心気圧が急激に下がり台風並みの勢力を持ついわゆる「爆弾低気圧」となる可能性もあり、予想される最大風速は東日本の陸上で28メートル、海上で30メートル。全国各地で飛行機やフェリーの欠航も相次いでおり、高速道路も一部は通行止めとなっているほか、新幹線・在来線の鉄道も運休や速度を落としての運転となっている。 また日本気象協会では、3日10時に更新された気象予報士による「日直予報士」で「日本海でこれだけ発達する低気圧は過去にあまり例がないほど」とコメントするなど、低気圧の異例の強さについて言及。無理な外出は控え、早めの帰宅を呼びかけている。