東芝は13日、超解像技術を搭載する液晶テレビ「REGZA(レグザ)」の新機種として、「HB2」シリーズより、40V型「40HB2」と32V型「32HB2」の2機種を発表した。販売開始は16日。価格はオープンで、予想実売価格は「40HB2」が170,000円前後、「32HB2」が120,000円前後。 「HB2」シリーズは液晶テレビに、Blu-rayディスクドライブと500GBのHDDを内蔵したオールインワンモデルをうたい、録画からBlu-rayディスクへのダビングまでを一台で可能とする。本体の側面に搭載されたBlu-rayディスクドライブは、直接挿し込むスロットイン式を採用。 内蔵されている500GBのHDDでは、地上デジタル放送を約60時間録画できる。さらに、外付けHDDのUSB接続に対応し、録画容量を増やすことが可能。また、外付けHDDに録画した番組も本体のBlu-rayディスクドライブでダビングが行なえる。 同社の高性能な映像エンジン「REGZA ENGINE」や、フルHDに満たない映像を高精細に表現する「レゾリューションプラス4」を、従来機種に引き続き搭載している。また、地上デジタルとBS・110度CSデジタルチューナーをそれぞれ2基搭載する。 スマートフォンやタブレットを介して、クラウド上のサーバーとレグザ製品をつなげる「レグザ App コネクト」に対応。全国のユーザーがクラウド上で作成した「タグリスト」を元に、録画番組の特定シーンのみを視聴するなどの使い方を可能としている。 全製品共通として、インターフェースはHDMI×2/D5/S2/光デジタル音声/LAN/USB×2など。内蔵スピーカーの最大出力は20W(10×2)。 「40HB2」のおもな仕様として、VA方式の倍速LEDパネルを採用し、解像度は1,920×1,080ピクセル。ダイナミックコントラスト比は200万:1で、通常コントラスト比は5,000:1。スタンドを含む本体サイズ/重さは幅95.6×高さ63.7×奥行き20.3cm、重さは16.5kg。 「32HB2」のおもな仕様として、IPS方式のLEDパネルを採用し、解像度は1,366×768ピクセル。ダイナミックコントラスト比は200万:1で、通常コントラスト比は1,200:1。スタンドを含む本体サイズ/重さは幅77.6×高さ53.8×奥行き20.3cm、重さは11kg。
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