米ツイッターは12日(現地時間)、ブログサービスの「Posterous」を買収したと発表した。買収額などの詳細は発表されていない。「Posterous」のサービスは継続し、何らかの変更を行うときは事前にユーザーに報告するとしている。 Posterousはブログサービスのベンチャーとして注目を集めてきた企業で、非常に手軽にブログの記事を投稿できるプラットフォームなどで人気を集めた。同様のサービス展開をしているブログサービス大手「Tumblr」のライバルとしても知られる。 一時は多額の資金調達にも成功していた「Posterous」だが、結果的には「Tumblr」との競争に敗れ、今回Twitterに買収されることとなった。Twitterはブログで「Posterousのエンジニアやそのほかのスタッフは当社チームに合流し、Twitterをさらによいものにする取り組みに加わる」としている。このことから、買収は「Posterous」の事業ではなく人材の確保が目的であるとみられる。