米国トヨタ販売は7日、現社長兼COOのジム・レンツ氏(ジェームズE・レンツ氏)を、社長兼CEOに昇格させる人事を発表した。トヨタの現地法人のCEOに、米国人が初めて就任することになった。ジム・レンツ氏は1982年、米国トヨタに入社。その後、米ポートランド地域の販売を担当するマネージャーとして才能を発揮し、米国トヨタ販売の社長兼COOにまで登り詰めた。またレンツ氏は、トヨタ自動車本体の常務役員の地位にもある。新人事は、4月1日から適用。なお、レンツ氏の後任のCOO職には、北米のトヨタモーターエンジニアリング&マニュファクチャリング社長の寺師茂樹氏が就任する。