アップルは16日、『Mac OS X』9番目のメジャーリリースとなる「OS X Mountain Lion」(マウンテンライオン:ピューマ)のデベロッパプレビューをリリースした。同OSではiOSとの連携が図られ、『iPad』の人気アプリケーションや機能をMacにもたらすという。 Mountain Lionは、iCloudが組み込まれた最初のOS Xのリリースで、簡単なセットアップやアプリケーションとの統合ができるようになるという。また、メッセージ、メモ、リマインダー、Game Center、通知センター、Share Sheets、Twitterとの統合、そしてAirPlayミラーリングをMacに導入する。 さらに、Macにどんなアプリケーションがインストールされるかを完全にコントロールし、悪意のあるソフトウェアからコンピュータを守るセキュリティ機能、Gatekeeperも含まれる。 製品版の公開は2012年の夏の終わりになり、Mac App StoreからMountain Lionへアップグレードすることができる。 アップルのワールドワイドマーケティング担当シニアバイスプレジデント、フィリップ・シラー氏は「Macは絶好調です。23四半期連続でWindows PCを上回る成長を続けています。Mountain Lionによりさらに勢いがつきます。信じられないほど成功したLionのリリースからわずか7か月で公開されるMountain Lionのデベロッパプレビューは、世界で最も先進的なパーソナルコンピュータのオペレーティングシステムの速い開発ペースを確立するものです。」と述べている。
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