富士通は8日、シンクライアントの新グローバルブランド「FUTRO(ヒューロー)」を発表した。同シリーズの国内展開第1弾として、デスクトップ型シンクライアント「FUTRO S900」を2月下旬より販売する。 「FUTRO」シリーズは、富士通と富士通テクノロジー・ソリューションズ(本社:ドイツ)が共同で開発したシンクライアント製品。 「FUTRO S900」は、手のひら静脈/指紋認証やスマートカードなど多くの個人認証技術に対応。無線LANも選択できるほか、ディスプレイインターフェイスを標準で2ポート搭載しマルチモニタにも対応している。OSにはWindows 7をベースとした「Windows Embedded Standard 7」を採用。小型設計に加えて、ディスプレイの背面に搭載可能な仕様で省スペース化が図られている。価格は4万9,000円より。