俊英館は1月30日、ソフトウェア開発会社の電子創研と共同で、教育や子育てに役立つ主婦向けのiOSアプリを開発するプロジェクト「ママプリ」を始動したと発表した。 韓国やアメリカなどのIT先進国に比べ、日本の教育におけるICT活用は遅れをとっている現状にある中、現状を打開するには、小中学生の子どもをもつ母親層のICT機器に対する理解が不可欠だと同社は言う。 同プロジェクトでは、日常的にスマートフォンやタブレットPCなどのICT機器を活用している主婦たちと定期的に座談会を実施。主婦たちが、ふだんの生活や子育て、教育のために使えるiPadアプリの開発を通じて、「主婦」「教育」「ICT」といったテーマについて語り合い、その様子をブログやFacebookで発信していくことで、「教育や子育てへのICT活用」を目的としたコミュニティーを創造するという。 プロジェクトでは、シリコンバレーに在住した経験をもち、ブログ「主婦もゆくiPad一人歩記」の著者でもある神谷加代さんが主婦メンバーのリーダーを務める。また、座談会やコミュニティー内における相談役として、武蔵野学院大学国際コミュニケーション学部准教授の木暮祐一氏をはじめ、IT・教育業界の専門家がオブザーバーとして参画するという。