韓国のサムスンは18日(現地時間)、BlackBerryのメーカーであるカナダのRIM(Research In Motion)の買収について、「買収するつもりはなく、関心もない」と発表した。 BlackBerryは独自のOSを採用するスマートフォンで、欧米ではビジネスマンを中心に高い人気を誇る。しかし近年はiPhoneやAndroidの人気に押され、メーカーであるRIMの業績は悪化している。 サムスンがRIMを買収するとの憶測は以前からあったが、同社の広報担当のジェームズ・チョン氏によればサムスン側に関心がないだけでなく、RIM側からのアプローチも一切なかったという。これまでの一部の報道ではRIMのジム・バルシリーCEOは、同社の一部または全部の買収に興味のある複数の企業の中にサムスンも含まれると語ったとされている。今回のサムスンの発表はこれを否定したものといえる。
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