米ニールセンとビルボードは5日(現地時間)、2011年のアメリカでの音楽販売に関するレポートを発表。オンライン販売などのデジタル音楽の売上が、CDなどの物理メディアの販売を初めて上回ったことがわかった。 2011年の音楽CDの販売は前年比で5.7%低下したが、デジタル音楽は8.4%もの増加を記録。とくにアルバムについては19.5%も増加した。この結果、デジタル音楽が音楽販売全体に占める割合は50.3%となり、史上始めて物理メディアを上回った。 デジタル音楽、物理メディアを合わせた全体の売上は6.9%の増加。不正コピーなどデジタル音楽に関連した原因で販売が低下したとされる音楽業界だが、そのデジタル音楽のおかげで販売が回復したといえる。
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