アメリカの科学雑誌「サイエンス」は、23日発売の最新号で「2011年の科学分野における10大成果」発表した。 その10大ニュースの第2位に、小惑星探査機「はやぶさ」の初期成果が選ばれた。「イトカワ」から持ち帰った微粒子を分析。太陽風による変色などが見つかり、地上から観測した小惑星の色と、予想される星の組成が矛盾する長年の謎が解けたことなどの成果が、優れた業績と認められた。「サイエンス」は、夏にも微粒子の写真を表紙に採用、6編の論文を掲載している。