日本気象協会は、23日から寒波が襲来し、24~25日をピークに大荒れになる恐れがあると報告している。 23日頃から、日本の上空にこの冬一番の非常に強い寒気が流れ込み、強い冬型の気圧配置が続く。クリスマス頃に強い寒気が流れ込むのは昨年に続き2年連続だが、昨年よりも雪の降る目安のー6度の範囲が南下。なお、今年は27日頃まで冬型の気圧配置が続くことが特徴で、記録的な大雪となる可能性があるとしている。 同協会では、北海道、東北地方では大雪や暴風、猛ふぶきによって交通機関に乱れが出る恐れがあり日本海側を中心に記録的な大雪の可能性を指摘。新潟から九州にかけての日本海側でも記録的な大雪の可能性があり、交通に乱れが出る恐れがある。瀬戸内側や四国、東海地方(濃尾平野)、東北地方(仙台平野)などの太平洋側でも雪が降り、積雪となる所がある見込みとして警戒を呼び掛けている。