東芝は24日、「シングルチューナー留守録機能」対応の液晶テレビ「REGZA(レグザ)」の「B」シリーズに、節電機能を高めた「ecoチップ」搭載の32型「32BE3」を発表した。販売開始は12月中旬。価格はオープンで、予想実売価格は90,000円前後。 おもな特長として、「ecoチップ」はリモコンでの電源オフ時に本体のキャパシター電力で作動し、ACアダプタを切断したときと同等の待機電力ゼロワットを実現。タイマー機能を搭載し、待機電力ゼロワット時にもリモコン操作や予約録画が可能とうたう。そのほか、リモコンの節電ボタンを押すと、バックライトの明るさを50%オフ/75%オフに設定できる「節電モード」を採用。バックライトに合わせて画質が自動調整され、効果的に節電することができる。 さらに、高画質映像処理システム「レグザエンジン」による超解像技術採用「レゾリューションプラス4」を搭載。画素数が1920×1080ピクセルのフルHDに満たない場合、高解像度化してから一度低解像度に落とし、その差分を検出して精密な補正を行なう「再構成型」と、エッジ部の周囲から映像信号が近似した箇所を検出し、その画像を重ねて新たな画像を生成する「自己合同性型」の、二つの超解像技術を使って再現する。HDMI端子でフルHDにアップコンバートされた映像も同様の処理を行なう。 また、高精細の32V型ハイビジョンLEDバックライト液晶を採用し、200万対1のダイナミックコントラストを実現し、白と黒のコントラストを鮮明に再現する。 その他の特長として、従来の「B」シリーズに搭載されている「シングルチューナー機能留守録」は外付けHDDへの録画にも対応。ネットワークにつながる「レグザ」やスマートフォン、Blu-rayディスクレコーダー「レグザブルーレイ」などと連携する「レグザAppsコネクト」や、本体に外部接続されたパソコンやオーディオシステムをリモコンで操作できる「レグザリンク・コントローラ」機能、「ゲームダイレクト機能」も装備する。 おもな仕様として、地上・BS・110度CSデジタルチューナーを搭載。解像度は1,366×768ピクセル、通常コントラスト比は5,000:1でダイナミックコントラスト比は200万:1、インターフェースはHDMI×2/USB(録画専用)/D5/光デジタル音声/LAN/ヘッドホンなど。本体サイズは幅74.6×高さ51.1×奥行き18.8cm、重さは9kg(スタンド含む)。付属品はシンプルレグザリモコン/転倒防止用クリップなど。
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