三菱自動車は22日、オアシスソリューション、サイトレックと共同で、日本初のマンション向け電気自動車専用カーシェアリングシステムを開発したと発表した。マンション敷地内にカーシェアの貸し出しステーションを設け、マンション居住者は、パソコンや携帯電話など、インターネット経由で利用日時をリアルタイムに予約することができる。車両貸出しに際しては、予約管理されたキーボックスから鍵を取り出し、使用後にキーボックスに返却するシステムを採用。これにより従来の車載機型システムでは不可能だった車以外のバイクや自転車など、複数のシェアリングサービスへの拡張性を備えており、居住者の幅広いニーズにも対応する。同システムは、2012年1月中旬より「MiEV SHARE SYSTEM」(仮称)としてオアシスソリューションが販売を開始する。