10月19日から21日までの3日間、東京ビッグサイトにおいて「危機管理産業展 2011」(以下、RISCON TOKYO 2011)が催されている。本展示会は、国内唯一の危機管理総合トレードショーとして、今年で7回目の開催となるもの。 特に今回は、3月11日に東日本大震災が発生し、大地震や津波、さらに原子力災害などに対する危機管理の関心と重要性が高まっており、例年より関心の高い来場者も多いようだ。 RISCON TOKYO 2011では、震災復興と新たな安全・安心社会を実現すべく、企業・団体343社(海外出展社14社を含む)が国内外より集結し、民間企業、国・自治体などの需要に即応する幅広い分野の製品やサービスを一堂に展示。「防災」「防犯」「リスク管理」という三分野を網羅したエリア内では、テーマごとに設けられた19のカテゴリーと、アメリカ大使館がオーガナイズした「U.S.A.パビリオン」に分かれている。 防災分野、とりわけ災害対策全般を中心として、災害監視システムや放射線検知器など、話題性の高い製品も目白押しだ。危機管理に関するスペシャル・カンファレンスやシンポジム、セミナーなども多数予定されている。また、特別併設企画として、国内唯一のテロ対策機器・情報を紹介する専門展「テロ対策特殊装備展 '11」(SEECAT '11)も同時に催される。