仮想化技術「Oracle VM for SPARC」や「Solaris Zones」によるライブ・マイグレーション可能な仮想化機能を内蔵しているほか、暗号化アクセラレータをプロセッサに搭載する。また「SPARC T4」プロセッサには、シングル・スレッド性能を重視するワークロードと、同時並列実行性を重視するマルチスレッド・ワークロードのバランスを取るため、コアとなるリソースをシステムを停止せず、ダイナミックに調整する機能に対応する。これにより「Oracle Database 11g」「Oracle WebLogic Server 11g」、Javaアプリケーションなどさまざまなワークロードに対して、性能を落とさずに、アプリケーションの要求するCPU特性にリアルタイムに対応できる。