小学館は9月30日、ドラえもんの名作をiPad用の読み聞かせ絵本アプリにした「うごくえほん のび太の恐竜」のリリースについて発表した。 同アプリは、てんとう虫コミックス第10巻収録の「のび太の恐竜」を、のび太の視点から見た一人称の物語として再構築し、のび太役の声優・大原めぐみの1人語りを付けた“うごくえほん”アプリ。恐竜の卵の化石を拾ったのび太が、卵を孵化させ「ピー助」と名付けて恐竜の子どもを育てていく様子を描いている。 絵は、映画「のび太の恐竜2006」の監督・渡辺歩氏によるもの。恐竜の誕生シーンでは穏やかなBGMが流れたり、恐竜の動きに合わせ画面が揺れ動いたりと、アプリならではの演出がなされている。 また、ユーザー自身の朗読音声をアプリに録音し、収録・再生する機能も搭載。ドラえもんを通じた、親子のコミュニケーション・ツールとしても楽しめるという。◆うごくえほん のび太の恐竜条件:iPad 互換 iOS 4.3 以降が必要価格:600円