NTTドコモは、10月4日(火曜)から8日(土曜)まで開催される「CEAEC JAPAN 2011」の出展概要を明らかにした。 ドコモブースでは、LTEに対応した「Xi(クロッシィ)」端末およびサービスをはじめ、現在・未来に向けた取組みを発信。モバイルを核とした「総合サービス企業」への進化を、体験型のデモンストレーションやステージなどを通してわかりやすく紹介するとしている。 主な出展物は以下の通り。■呼気計測によるダイエット支援呼気中に含まれる「アセトン」の濃度を、いつでもどこでも簡単・手軽に計測できる小型装置を公開。一般には非常に大きな筐体となるが、独自の小型化技術と検出対象をアセトンに絞ることで小型化に成功した。スマートフォンにBluetooth接続した小型装置に息を吹き掛けることで、「空腹度」や「脂肪燃焼具合」を判定するデモンストレーションを体験できる。■超速充電バッテリー端末本体に充電するのではなく、急速充電に対応したバッテリージャケットに高電流で充電し、端末本体のバッテリ残量が減った際にジャケットから給電するというもの。現在の充電レベルを示すインジゲータにより、従来のスマートフォンの1/10~1/15程度の時間で充電できるという。■着せ替えセンサジャケットスマートフォンに着脱することで、各種センサ機能をカスタマイズできるジャケットを披露する。今回は、「女性向けジャケット(口臭/アルコール/UVチェッカー)」「災害対策ジャケット(放射線センサ)」「健康管理ジャケット(体脂肪計)」の3種類を公開。実際に測定するデモンストレーションも行われる予定。■環境センサーネットワーク基地局に併設された全国約2500ヶ所の屋外設置センサと会場設置センサの気象情報(温度、湿度、風向・風速、降水量)のリアルタイム観測値表示。タブレットのARアプリ を用いた環境センサの実測値を見える化するデモンストレーションを行う。■画像解析技術による食事メニューの記録スマートフォンの専用アプリから端末で撮影した食事の画像をサーバへ送信すると、クラウド側で食事内容を自動判別しメニュー名の候補を表示。メニュー名を選択するだけで食事とカロリーを簡単に計測できる。ソーシャルメディアとの共有も可能。■モバイル空間統計基地局のトラフィックから人口分布、人口構成、人口移動などを推計。時間別・地域別の人口動態が把握でき、公共分野の様々な取り組みに寄与するという。都市計画や防災計画などへの活用が期待されている。 この他、「スマートフォンアプリ海外旅行パッケージ」「Twitter連携サービス」「直感型情報提示アプリ」「ドコモゼミ」「docomo Connected Home メモリーコレクション」なども出展予定。 また10月6日にはキーノートスピーチとして取締役常務執行役員の岩崎(※)文夫氏による講演も実施予定だ。(※崎の正しい字は山へんに「立」と「可」)