ラッセル・クロウが新作『レ・ミゼラブル』に出演することが決定した。ラッセルは『英国王のスピーチ』のトム・フーパーが監督を務める同作で、同じくオーストラリア出身のヒュー・ジャックマンと共演する。 主役のジャン・ヴァルジャンをヒューが、そのジャンを執拗に追い続けるジャヴェール警部をラッセルがそれぞれ演じるものと見られる同作は、『グラディエーター』のウィリアム・ニコルソンが脚本を執筆している。 この映画版製作を約25年間も夢見てきたというプロデューサーのキャメロン・マッキントッシュは、この2人が自分にとっての「ドリームキャスト」だと感激しており、2人はこの役柄の台詞を歌い上げるために生まれてきただけではなく、この素晴らしい音楽に命を吹き込むだろうと期待の様子だ。 同作の舞台版は1980年にパリで初上演されて以来、ロンドンのウエスト・エンドやブロードウェイ、日本の帝国劇場などでも長期公演が行なわれている大ヒット作となっている。 ワーキング・タイトル社が製作を務めるこの新作映画は、2012年12月公開を予定されている。