IS12Tを開発した富士通東芝モバイルコミュニケーションズは、これまでNTTドコモの『T01C』、auの、「IS04」『IS11T』などのAndoridスマートフォンを出してきたが、企画段階から富士通と東芝の技術陣が一体となって開発したのはこのIS12Tが初めてだという。 代表取締役社長の大谷信雄氏は、発売セレモニーの壇上で 「富士通東芝モバイルコミュニケーションズは2010年10月に両社が一緒になってスタートした。実は、一緒になる前にこの(Windows Phone7.5の)企画があり、開発に取り組んだ。初めて両社の技術が一緒になって開発できた商品」と説明する。 大谷氏が「(IS12T)は防水、画像処理、音声処理という富士通・東芝両社の技術をとりこんで開発した」と語るように、シンプルでスマートな筐体に1320万画素のカメラや防水機能を織り込み、カラーバリエーションもポップなマゼンタやシトラスを含む3色展開と、ライトユーザーを取り込むことも意識した商品企画となっている。 大谷氏は、さらにWindowsとの親和性についても言及。「両社はまたPCのメーカーでもあり、Windowsについては長い歴史を持ってマイクロソフトとお付き合いしている。世界で初めてWindows Phone7.5が出せるということは我々にとっても名誉で、力も入っている」として新製品に込めた期待と意気込みを語った。
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