過去に確認されたソーシャルエンジニアリングの手法が再利用された攻撃事例を確認。この攻撃事例では、米国有名ポップシンガーMiley CyrusやJustin Bieberを連想させる “miley” や “bieber” などの言葉を含むドメインによるWebサイトが設けられていました。また、「This Guy Took A Picture Of His Face Every Day For 8 Years」などのメッセージが投稿され、上述の言葉を含むWebサイトへのリンクが記載されており、ユーザを動画サイト「YouTube」に似せたWebページに誘導します。こういった手口は、「KOOBFACE」を操るサイバー犯罪者たちによる攻撃でよく見られました。
•「偽Facebookページの利用」 Facebookでは、ユーザが自身のコンテンツをまとめたページや自身のファンなどを対象にした「Facebookページ」を作成することができます。サイバー犯罪者がこうした機能を見逃すことはなく、Facebookに関連する偽のWebページを作成し、フィッシング攻撃やスパムメール用の投稿といった不正活動に悪用するのです 例2)『「Facebook Security」からの送信を装ったスパムメール。フィッシングサイトに誘導』 Malware Blog:Facebook Security Spoofed, Used for Phishing(英語情報)