パテント・リザルトは27日、風力発電関連の特許を独自に集計した「総合力ランキング」を発表。ランキング1位は、風力発電世界シェア4位のドイツ・ENERCON創業者Aloys,WOBBEN氏だった。個人名義での出願で、ランキングでは圧倒的1位。同氏は、件数で見ると三菱重工に次ぐ2位だが、取下げ・拒絶・失効などを除いた有効特許数では1位となっている。2位は三菱重工業、3位日立製作所となった。4位の米国GE(ゼネラル・エレクトリック)は世界シェア2位。特許の総合力5位のデンマークのベスタス・ウインド・システムズは世界シェアトップ。同ランキングは、件数が多いことによって総合力が上がってしまうことを防ぐため、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」をベースに、特許の質と量から総合的に評価した。