マイクロソフトは21日、「Internet Explorer 9」(IE9)の日本国内における自動更新を開始する。Windows Update、Microsoft Updateを通じて配布するもので、米国を初めとする主要国においては、日本時間4月19日から配布が行われていた。
日本では、東日本大震災の影響により、IE9そのものの提供開始が3月15日から4月25日に延期されていた。このため、自動更新機能による配布も延期されていた。自動更新によるInternet Explorer 9の配布は、数か月をかけて行われ、リリース後の数か月間は、随時Internet Explorer 9へのアップグレードが提案される。
Internet Explorer 9は、32ビット版と64ビット版のWindows 7、Windows Server 2008 R2、Windows Vista、およびWindows Server 2008に対応。URL欄と検索欄が一体化した「ワンボックス」、タスクバーにお気に入りサイトを固定する「ピン」などの機能をあらたに搭載した。 《冨岡晶》