データセンター・サービスを展開するエクイニクス・ジャパンは2日、東京江東区に第3の「International Business Exchange」(IBX)データセンター(TY3)を建設、1日に運用を開始したと発表した。 通信およびデータセンター専用ビルであるTY3 IBXの総工費は62億円、総床面積は7,391平方メートル。日本で事業を運営するITおよびクラウドサービス・プロバイダーやオンラインコンテンツ、金融関連企業など、データ処理を中心とする業界を対象に、960キャビネット相当の設備を提供する。 TY3 IBXデータセンターは、東京にある他の2ヶ所の同社IBXデータセンター(TY1、TY2)と独自大容量回線(メトロコネクト)で接続。都心部に位置していることで、アクセスの利便性が高いと共に、金融関連企業にとっては東京の主要金融取引所に近いというメリットもあるとしている。