日立製作所と三菱重工業は27日、福島第一原子力発電所への支援対策を共同で実施するための検討を開始したと発表。 日立は震災が発生した3月11日に、24時間体制の「原子力緊急対策室」を設置し、政府と東電による共同対策チームに技術者を派遣しているほか、技術者・作業者約500名を原発へ派遣し、施設内の電源復旧作業に従事させている。 一方で三菱重工は、3月11日に「緊急支援対策本部」を設置し福島第一原発へ、放射線遮蔽物などの物資の提供や、汚染水を貯蔵するためのメガフロートの改造などを実施するとともに、冷却システムや建屋の囲い込み方策などの提案を行ってきた。