JAXA(宇宙航空研究開発機構)は22日、陸域観測技術衛星「だいち」に急な発生電力の低下がおき、電力の節減モードに移行。搭載観測機器の電源がオフ状態となっていることが判明したと発表した。 データ中継衛星「こだま」(DRTS)による中継データから判明した。現在、発生電力は確認できておらず、JAXAでは原因を調査中。「だいち」は、平成18年に打ち上げられた衛星だが、最近では東日本大震災による被災地の緊急観測を行うなど活躍していた。