富士通は、20日現在の同社グループの復旧状況を発表。震災の被害を受けていた、同社グループの7つの製造工場で生産能力が復旧し、通常操業を再開したという。 富士通セミコンダクターの岩手工場が18日に、富士通セミコンダクターテクノロジ本社工場が20日に復旧した。これにより東北の富士通セミコンダクターグループ製造工場全てにおいて、通常操業が再開した。 またPCサーバおよびデスクトップPCを製造する富士通アイソテックは、デスクトップPCの一部機種の製造を島根富士通に一時的に移管していたが、同日富士通アイソテックに製造を戻し、通常操業を再開した。電源装置製造の富士通テレコムネットワークスの古殿工場は、3月22日より操業している。今回の震災により、グループ従業員1名が死亡してたという。