東芝は20日、Android OS 3.0を搭載したタブレット端末「レグザタブレット AT300」を発表した。6月下旬の発売を予定しているという。 同端末はCPUに1GHzのデュアルコアプロセッサ「NVIDIA Tegra 2」を採用した。ディスプレイは10.1インチ(1,280×800)のLED液晶ディスプレイを搭載。また「レグザApsコネクト」を標準搭載しており、端末を液晶テレビ「レグザ」やブルーレイレコーダー「レグザブルーレイ」のリモコンとして利用することができる。さらに低解像度の映像を高精細にする高画質化技術「レゾリューションプラス」や、液晶ディスプレイの輝度や画面の色を周囲の環境に合わせて自動調整する「アダプティブディスプレイ」を搭載した。 カメラ機能は、有効画素数約500万画素のリアカメラと、約200万画素のフロントカメラを搭載。サイズは幅約177mm×奥行約273mm×高さ約15.8mm、重さ約765g(いずれも予定値)となっている。バッテリー時間は最大約7時間(予定値)で、無線LAN(IEEE802.11b/g/n)に準拠している。端末表面には、HDMI出力端子、USB2.0コネクタ、mini USBコネクタ、ブリッジメディアスロット(SDカード・SDHCカード対応)、マイク入力/ヘッドフォン出力共通端子を備えた。 また東芝は同端末に対応した、電子書籍ストア「ブックプレイス」を開設した。サービス開始時はコミックや文芸書などを中心に2万冊以上の書籍コンテンツを揃え、今年度末までには10万冊となる見込み。端末に電子書籍閲覧ソフト「ブックプレイスリーダー」をダウンロードすることで、コンテンツを閲覧できる。
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