ニフティは15日、東北地方太平洋沖地震の発生を受け、被災者に向けて有益な情報発信を行なっている企業や自治体、大学、団体を対象に、同社のクラウドサービスを無償提供する支援策を発表した。申込受付は始まっており、提供期間は4月30日まで(状況に応じて延長を検討)。 無償提供されるクラウドサービスは、『ニフティクラウド』と『ニフティクラウド ベーシックホスティング』。『ニフティクラウド』は、2010年1月に提供を開始した本格的なパブリッククラウドサービス。『ニフティクラウド ベーシックホスティング』は、法人向けに特化した高セキュリティ・安定運用のホスティングサービス(レンタルサーバー)で、独自ドメインでのウェブとメールの運用・管理を手軽に行なうことができる。 さらに同社は、データセンター設備の無停電電源装置と自家発電装置により、計画停電実施時のサービス提供維持に対応しているほか、今後新たな状況変化が生じた際も、安定利用に向けた最善の取り組みを行なうとしている。<無償提供申し込み概要>申し込み先:niftycloud-rescue@list.nifty.co.jpメール記載項目:利用希望サービス名、申し込み代表者氏名、企業・自治体・大学・団体名、連絡先のメールアドレスならびに連絡可能電話番号、対応可能時間帯、利用用途(可能な限り詳しく)、現状運営されているサイトがある場合、そのアドレス※詳細は同社webサイトを参照