パナソニックは15日、東北地方太平洋沖地震による乾電池需要の大幅な高まりを受け、今週にも乾電池の増産体制に入ることを明らかにした。 国内拠点は大阪・守口工場。インドネシア、タイ、中国・上海の各拠点でも増産体制に入る見込み。被災地で必要とされる懐中電灯向けの単一形乾電池が主力になるとしている。 日立マクセルもフル稼働生産に突入し、14日から24時間体制で生産増強を開始。生産拠点は大阪事業所(大阪・茨木市)で、単三形が主力となる。同社広報によると、社団法人電池工業会を通じ、随時被災地へと発送される見込みだという。