マカフィーは11日、一般および法人向けとなるモバイルセキュリティ製品群を発表した。一般向けに「McAfee VirusScan Mobile」「McAfee WaveSecure」、法人向けに「McAfee Enterprise Mobility Management」の提供を開始する。 「McAfee VirusScan Mobile(マカフィー ウイルススキャン モバイル)」は、デバイスをウイルスや悪意のあるアプリケーションから保護するソフト。ファイル、メール、インターネットからのダウンロード、テキストメッセージやMMS(マルチメディア メッセージング サービス)メッセージ、添付ファイルのスキャンとクリーニングを自動的に行うことで、デバイスの安全を確保する。マカフィーはすでにAndroid(Android)OSを搭載したスマートフォン向けに「McAfee VirusScan Mobile for Android(マカフィー ウイルススキャン モバイル フォー Android)」を開発、日本市場では2010年12月より提供を行っている。 これに加え、今回あらたに一般向けに「McAfee WaveSecure(マカフィー ウェーブセキュア)」の提供を開始する。WaveSecureは、デバイス上のデータを保護する個人向けモバイルセキュリティサービス。デバイスを紛失した際に、アラームと位置情報追跡機能でデバイスを捜索したり、リモートロックやデータ消去機能でデータの不正利用を防ぎ、プライバシーを保護したりすることが可能となる。また、リモートバックアップ機能で重要なデータを保存できるため、ユーザーは安心してモバイルデバイスを使用できる。現在、WaveSecureは16カ国の言語で提供されており、ダウンロード件数は100万件を上回っているという。また、Wi-Fi接続に対応したAndroidタブレット端末向けに特別に設計されたWaveSecureが開発中とのこと。WaveSecureは、現在、英語版のダウンロード販売を行っており、価格は1ライセンスUS$19.90(年間契約)。日本語版は、現在提供を計画中とのこと。 またエンタープライズ向けには「McAfee Enterprise Mobility Management(マカフィー エンタープライズ モビリティ マネジメント:EMM)」の提供を開始する。EMMは、iOS、Android、Web OS、Windows Mobile、Symbianなど、広範なモバイルオペレーティングシステムに対応した、エンタープライズ向けモバイルデバイス管理ソリューション。メールの保護、ポリシーの作成と配布、機器証明書の配布、デバイスの状態監視、コンプライアンス対応など、デバイスのライフサイクル全般に渡って管理を行う。また、Wi-Fi、VPN、メール同期を自動的に構成して接続することも可能。EMMは、2011年春より提供を開始する予定。
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