米経済誌フォーブスが9日、2011年版の世界長者番付を発表。マイクロソフト社のビル・ゲイツ氏は2位だったほか、「フェイスブック」の創設者マーク・ザッカーバーグ氏は52位だった。 2011年版トップは、メキシコの通信王カルロス・スリム氏が資産総額740億ドルで2年連続。マイクロソフト社のビル・ゲイツ氏は550億ドルで昨年に続き2位となった。3位は米著名投資家ウォーレン・バフェット氏で資産総額は500億ドルとなっている。トップ3は昨年と変わらない顔ぶれとなった。 映画「ソーシャル・ネットワーク」で描かれたり、中東民主化革命でも話題となった「Facebook」の創設者マーク・ザッカーバーグ氏が135億ドルで52位。昨年は40億ドルで、資産を3倍強伸ばした。同番付では資産額10億ドル以上が発表されているのだが、「Facebook」創設に協力した同氏の大学時代のルームメート、ダスティン・モスコビッツ氏とならんで最年少だった。 日本からはソフトバンクの孫正義社長の113位(81億ドル)がトップ。122位柳井正ファーストリテイリング会長、182位三木谷浩史楽天会長など昨年を3人上回る26人が番付にランクインした。