米グーグル(Google)は8日(現地時間)、Chrome 10の安定版をリリースしたと発表した。Windows版、Mac版、Linux版が提供されており、Google Chromeのホームページにてダウンロードできる。 安定版では、「Crankshaft」を用いたV8エンジンを搭載したことで、JavaScriptのパフォーマンスが高速化。V8 Benchmark Suiteでの計測では、ベータ版と比べ、JavaScript のパフォーマンスが66%ほど向上したという。また「GPU Accelerated Video」機能も実装されている。 従来独立したダイアルボックスから行っていた、ブックマークのインポートや、デフォルトのトップページの設定が、タブ上で可能になった。また同期機能として、従来のブックマークや拡張機能、設定、テーマに加え、新たにPCサイトのパスワードの同期もできる。それに合わせ保存するウェブサイトのパスワードの暗号化が可能になり、Googleアカウントのパスワード、もしくは任意の同期パスワードを設定できる。セキュリティ面のそのほかの強化ポイントとして、マルウェアのレポート、古いプラグインをデフォルトで無効化する機能などが追加された。(追記:記事初出時の一部表記に誤りがございました。謹んでお詫び申し上げるとともに、訂正いたします)
処理性能、AI機能も進化!「Google Pixel 9」「Google Pixel 9 Pro XL」 2024年8月23日 Google Pixel 9とPixel 9 Pro XLが登場。AI機能や処理性能が向…