企業倒産件数が1000件を割り込む、トラック運送業は急増…2月 東京商工リサーチ
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負債総額は同6.5%減の4101億8800万円で、4か月連続でマイナスとなった。倒産件数の減少に加えて、負債総額10億円以上の大型倒産が35件にとどまり、6か月ぶり40件を下回ったため。
倒産の原因別では販売不振などの「不況型」の構成比が83.2%で、13か月連続で8割以上となった。産業別では小売業や卸売業が増加傾向にある。
業種別では、道路貨物運送業が同20.8%増の29件と急増した。運賃は上がらない中、燃料価格の高騰などが収益を圧迫し、トラック運送事業者の倒産が増えていることを示している。