米調査会社コムスコア(comScore)は、2010年のアメリカやヨーロッパ、日本におけるモバイル市場のトレンドに関する報告書を発表した。以下はその要約から抜粋したトップ10のトレンド。1.スマートフォンの利用率が増加し、アメリカやヨーロッパのほとんどの市場において、25~30%のシェアを占めた。2.2010年のアメリカとヨーロッパで最も売れた端末のトップ2はiPhone 4、iPhone 3GSだった。またアメリカで3番目に売れた端末はBlackBerry Curve、ヨーロッパで3番目に売れた端末は、Nokia 5800だった。3.アメリカのスマートフォン市場におけるAndroid端末のシェアが、2010年の1年間で5%から29%に増加。アップルに次ぐ#2のプラットフォームになった。4.iPhoneをきっかけに、アプリ開発者が新しくてユニークなアプリ開発を日常的に行う環境が出来上がった。5.PCからのeメール利用が減り(特に10代)、モバイル端末による利用が増える。6.FoursquareやGowallaのような位置情報サービスの利用が増加。7.モバイル端末からのソーシャルメディア利用が増加。アメリカではモバイル端末からのソーシャルメディアのユーザー数が56%増加。イギリスのフェースブックユーザーは利用時間の40%がモバイル端末から。8.モバイルコマースはいまだ市場をけん引するほどではないものの、スマートフォン利用が増加するにつれ、関連技術がそれを促進しつつある。9.アップルのiPadの登場により、全く新しい端末カテゴリーが出来上がった。10.モバイルメディアの利用時間が増えるにつれ、アップルのiAdのようなモバイル広告プラットフォームの勢いが増した。
処理性能、AI機能も進化!「Google Pixel 9」「Google Pixel 9 Pro XL」 2024年8月23日 Google Pixel 9とPixel 9 Pro XLが登場。AI機能や処理性能が向…