Webブラウザに関してもアップデートが行われる。PCのInternet Explorerでは現在バージョン9のRC版が提供されているが、これと共通のレンダリングコアを持つ「Internet Explorer 9 Mobile」が現在開発中という。最新のWeb標準への対応を強化したほか、Webページの描画にハードウェアアクセラレーションが作用するようになったため、HTML5の仕様を利用した複雑なアニメーションなどが、CPUリソースの限られるモバイル機器上でもスムーズに動作するようになる。
また、クラウドサービスに関する強化点としては、Windows Phone 7に搭載されているOfficeの機能にオンラインストレージ「Windows Live SkyDrive」のサポートが追加され、ローカルのファイルを開くのと同じ操作の流れでSkyDrive上のファイルを扱えるほか、他のSkyDriveユーザーとファイルを共有しての共同作業も可能となった。