調査会社ストラテジー・アナリティックス(Strategy Analytics)は、158名のスマートフォンユーザーとインテンダーを対象に、スマートフォンOSに関するインタビュー調査の結果を発表した。調査はカリフォルニア州サンディエゴにて21日に実施。回答者にはAndroid端末ユーザー、iPhoneユーザー、BlackBerry端末ユーザー、そして60日以内にスマートフォン購入の意思あるインテンダーが集められた。 まず、今すぐスマートフォンを買うとした場合に、それぞれのOSについて選択する意思を尋ねたところ、iOS端末は85%、Android端末は84%のユーザーがそれぞれ「検討する」(「積極的に検討する」+「検討する」)と答えた。一方でWindows Phone 7端末については、51%が「検討する」(「積極的に検討する」+「検討する」)し、iOS端末やAndroid端末に大きく水をあけられる結果となった。 同社ではこの結果を受け、WP7端末を検討しないと回答したユーザーに対して、その理由を質問したところ、主な要因として同OSに対する認知の低さがあげられた。42人がWP7について「馴染みがない/よく分からない」と答えており、同社は「マイクロソフトが5億ドルをプロモーションに費やしたという報告が正しければ、今回の回答者の4人に1人が、WP7を知らない、もしくは購入を考えるだけの十分な情報がないと答えた事実に失望するだろう」と語っている。 以下はWP7に対する自由回答をまとめたもの。・馴染みがない/よく分からない(42人)・他のOSが良い/普段マック製品を好む(11人)・Windows Mobileの製品群は操作が難しそう(9人)・Windows Mobileの製品群は質が低い/信頼性がない(9人)・アプリ数が十分でない/競合に比べアプリが少ない(3人)・Windows Mobileのソフトウェアは古臭い(2人) 同社は、「“操作が難しそう”“信頼性がない”“古臭い”などのネガティブな意見は、過去に利用した旧ソフトウェアによるネガティブな経験が元になっているのだろう」と述べている。
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