イー・モバイルは14日に実施した「Pocket WiFi S」の発売記念イベントにて、同端末について記者団の質問に答えた。以下はその一問一答。――目標台数は?同社代表取締役会長 千本倖生氏「何十万台の上のほう。Pocket WiFiで60万台いってますから。出来れば100万台はいきたいですね」――想定ユーザーは?同社代表取締役社長 エリック・ガン氏「現状Pocket WiFiのユーザーの3分の1は女性の方です。また若い男性が2割です。半分は女性と若い男性となっています。ただこれからはビジネスマンも含め、幅広くターゲットにしていきたいです」――「Pocket WiFi S」の優れている点は?ガン氏「Pocket WiFi SのSはシンプルとスマート。シンプルというのは、ホーム画面のボタンを押すだけで、Wi-Fiをつけられるということ。スマートは、Androidの最新OS2.2が搭載され、Androidアプリも簡単に利用できるということ」――事前の予約状況やユーザーの評判は?ガン氏「予約状況は手元に数字がないので分かりませんが、好調だと聞いてます」――今後の普及のために、どのような点を重要とみなしているか?ガン氏「今までうちのメイン商品はデータカードだけでしたが、これからはデータカードだけでなくスマートフォンやタブレットPCなど新しい商品も今年頑張っていきたいです」――2年ぶりのスマートフォンだが、間が空いてしまった理由は?(※正確には昨年12月にAndroid 2.2搭載「HTC Aria」を発売している)ガン氏「Android OS 2.2が昨年の夏に出ましたが、Pocket WiFiはAndroid 2.2でないと使いづらいという話を聞いています。OSのタイミングに合わせた形です」
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