海上保安庁の鈴木久泰長官は22日午後6時、中国漁船と海上保安庁巡視船衝突ビデオがインターネット上に流出した事件について会見を行う。第五管区海上保安本部に所属する元保安官や職員を監督する関係者に対する処分が発表される見込み。関係者の中には鈴木長官自身も含まれる。馬淵澄夫国交相は同日午前の海上保安庁業務視察を終えた会見で「いまだ捜査中で、処分については捜査の結果、責任が明らかになり次第、発表する。事実関係が明らかでない状況で、処分について明らかにする立場にない」と、語っていた。