日立マクセルは10日、iVDR規格対応カセットHDD「iV(アイヴィ)」シリーズの容量500GBモデルに、iVDRの映像をPCと連携できるPCアダプタをセットにした「M-VDRS500G.PLUS.ADP」を発表。25日から発売する。価格はオープンで、予想実売価格は18,000円前後。 iVシリーズは、デジタルハイビジョン映像などをハイビジョン画質のままで録画・ムーブできるリムーバブルタイプのカセット型HDD。「iVポケット」を搭載した日立のテレビ「Wooo」をはじめ、マクセルのiVレコーダーやiVマルチプレーヤーなどに差し込むことで利用できる。 今回は、iVシリーズをUSB経由でPCとつなぎデータを読み書きできるリーダー/ライター(PCアダプタ)と、iVがセットになったモデル。対応のテレビやレコーダーでiVに録画・保存した番組をPCにムーブする、あるいはPC内に保存してある映像をiVにムーブすることができる。 セット内容のiVは、2009年12月発売の容量500GB「M-VDRS500G.C」。PCアダプタは、アイ・オー・データ機器で3月発売の「RHDM-US/EX」。M-VDRS500G.Cの本体サイズは幅80×高さ110×奥行き12.7mm。RHDM-US/EXのインターフェースはUBS2.0/1.1、ケーブル長は約70cm、本体サイズは幅86×高さ19×奥行き151mm、重さは約90g。 iVに録画した番組をPCで視聴できるようにするソフト「DiXiM Digita TV iVDR Edition」を同梱するほか、同セットの購入で動画管理ソフト「Quick:FLO」の無償ダウンロードが可能となる。