先週末に日本未来科学館にて開催されたデジタルコンテンツエキスポ2010にて、プレミアムエージェンシー、イマジカ、日本IBM、神奈川工科大学 小島研究室は、「RT2 chara AR プロジェクト」というリアルタイムモーションキャプチャシステムを利用したARデモを展示しました。会場では、厚木と五反田にあるモーションキャプチャースタジオでキャプチャされたモーションを、リアルタイムで受信し、それをIBMサーバー上で動くプレミアムエージェンシーの開発するゲームエンジン「千鳥」で処理。キャラクターにモーション付けを行い、会場のディスプレイに表示をしていました。厚木でのアクターの動きが、そのまま右に置かれているディスプレイの中で動くクマに反映高性能なレンダリングマシン/レンダリングエンジン/高速なネットワーク回線が組み合わさって初めて実現できる技術と言えます。プレミアムエージェンシー取締役でBiz Devセクション チーフプロデューサーの高橋鮎美氏は、音ン楽ライブでの映像やデジタルサイネージなど用途は幅広いと話していました。様々なゲームタイトルで利用されているゲームエンジンである「千鳥」は、ゲーム以外の用途でも特にARの分野で引き合いが多くなっているということです。