米国の保障サービス会社スクウェアトレード(Square Trade)は12日(現地時間)、iPhone 4と3GSの物理ダメージへの耐久性に関する分析レポートを発表した。同レポートは発売後4ヵ月のiPhone 4の破損報告2万件を、3GSのそれと比較したもの。その結果同レポートでは、iPhone 4は3GSに比べ物理的ダメージに弱いと結論づけている。 同社の保障サービス加入者2万人における、iPhone 4と3GSの発売後4ヵ月間の破損報告の割合を比較すると、iPhone 4(4.7%)が3GS(2.8%)を68%上回った。さらに同社は、両機の発売後12ヵ月の破損報告率(iPhone 4は予測)は、iPhone 4(15.5%)が3GS(7.8%)を2倍程上回ると予測している。また寄せられたiPhone 4の破損報告の中でも、最も割合が多い種類は、スクリーンの破損で82%だった(3GSは76%)。アクシデントによるものを除く機能不良の割合に関しては、両機で差は見られなかった。 同社は調査結果について、裏面がプラスチックやアルミニウムでできている3GSと異なり、iPhone 4は両面ガラスとなっていることに加え、iPhone 4の表面ガラスに採用されているアルミノケイ酸ガラスの耐久性が、3GSのそれと変わらないためではないかとしている。さらに同社は、iPhone 4は3GSに比べ物理的ダメージに弱いと述べつつも、BlackBerryやPalm Treosなどのスマートフォンに比べ機能不良の割合に関して、信頼性は高いとしている。
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