そのひとつが体験コーナーが60分待ちの状態となっている「グラスレス3Dレグザ」だ。同社は今年末、12GL1(12V型)、20GL1(20V型)の発売を予定している。20GL1では、Cell Broadband Engineをコアに多視差変換LSIを組み合わせたグラスレス3D専用CELLレグザエンジンを、12GL1では独自の映像処理LSIと多視差変換LSIを組み合わせたエンジンを採用する。パネルも専用の液晶パネルを新開発し、フルHDパネルの4倍もの約829万画素という高精細な映像を実現した。
専用メガネを用いるアクティブシャッター方式と異なり、グラスレス3Dではパネル上の特殊なシートで、左右の目にアングルの異なる映像を表示することで立体に映し出す。