2009年11月にリリースした『nuvi1480』で、国内販売されるカーナビとしては始めてGoogleローカルサーチに対応したGARMIN。続いて登場した『nuvi1460』『nuvi1360』でもBluetooth対応は実現している。現状、BluetoothはGARMINの専売特許と言ってもいいだろう。 さて、本機の目玉機能であるInternet検索を使うには、DUN(Dial-Up Network)プロファイルに対応したBluetooth携帯電話が必要になる。新しい機種でBluetooth搭載なら、まず大丈夫だが、GARMINの日本での代理店である「いいよねっと」のウェブサイトに対応機種リストがあるので、事前に確認した方がいいだろう。 使用する前にはペアリングやDUNの設定が必要だ。URLやパスワードを入力する必要があり少し面倒な作業だが、キャリア別の設定が説明書に記載されているので難しくはないだろう。docomoの携帯電話については、docomo専用プロバイダのmoperaUへの加入も必要になる。moperaUは月額使用料が最も安いプランで315円の有料サービスだ。 当然ながら通信料金も必要で、パケット定額プランであっても外部機器で使用する通信は対象外となることが多いので注意したい。もっとも、本機でのデータ通信はPhotos機能以外は全てテキストだけで画像や動画はないので、パケット数は少なく、通信料が数万円単位の高額請求が来ることはないはずだ。 Bluetoothを利用した機能としてはInternet検索のほかに、ハンズフリーホン、天気予報、旅客機のフライト情報、Photos機能がある。日常的に便利なのはなんといってもハンズフリーだろう。この機能だけはDUN未対応のBluetoothでも使えるので、携帯電話の対応機種が多い。安全運転のためにもぜひ使いたい機能だ。