米iSuppli(アイサプリ)は4日(現地時間)、2010年第1四半期のメーカーごとのPC出荷台数を発表した。同時期のPC出荷台数のトップはヒューレット・パッカードが引き続き保持したものの、ASUSTeKやエイサー、レノボなどアジア勢が急速にシェアの伸ばす形となった。またそれに伴いPC市場全体も前年同期に比べ22.7%増と、これまでのアイサプリの調査結果の中で最も大きい成長率を記録したという。 「アジアメーカーは、HPやデルなどの老舗をシェアを奪う形で急成長しており、PC市場が歴史的な転換点を向かえていることを示している」とアイサプリは述べている。出荷台数トップ10メーカーの中で、今回最もシェアを伸ばしたのが6位のASUSTek。前年同期に比べ136.2%増となった。また8位のサムスンが83.9%増と、ASUSTekに続いて大きな伸びを見せた。HPやデルもそれぞれ20%強出荷台数が増えている。 エイサーとレノボの出荷台数はそれぞれ47.1%、58.5の成長。エイサーは前年同期にシェア2位だったデルを追い抜き2位に躍り出るとともに、1位のHPとのシェアの差も前年同期の8.5ポイントから6.3ポイントに縮めた。アイサプリは、エイサーの躍進の要因を、グローバルのPC市場で最も成長しているノートPCやネットブックのラインアップに力を入れているためとしている。第1四半期のエイサーの製品の約80%がノートPCが占めている。 一方今回7位のアップルは欧米勢で最も出荷台数を伸ばしており、前年同期に比べ32.4%増となっている。アイサプリは「マッキントッシュのラインアップは、主にアイフォンやアイパッドなどの人気の恩恵を受ける形で成長している」と語った。また今回のランキングで最も上位の日本メーカーは東芝で5位。出荷台数は前年同期より31.2%増となっている。 デスクトップPCの出荷台数は、2008年第2四半期以来初めて増加に転じたものの、1%程の伸びとなっている。一方ノートPCの伸びは26.5%。
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