PFUは2日、情報キオスク(KIOSK)端末「SmartPOT(スマートポット)」をフルモデルチェンジした新モデル「SmartPOT-FX」の販売を開始した。 「SmartPOT-FX」は、省スペース設計で豊富なインターフェイスを備え、さまざまな要望に対応可能なモデルとなっている。製品カスタマイズメニューも準備されており、顧客企業の用途に最適なカスタマイズが可能となっている。 インターフェイスにはUSB×5ポート、LAN×1ポート、シリアル×2ポート、VGA×1ポートを搭載。柔軟な装置接続を可能とした。15インチタッチパネルながら、従来製品(12インチタッチパネル)と設置面積をほぼ同サイズとした。CPUにインテルAtomを搭載することで、自然冷却が可能なファンレス設計を実現。これにより図書館や美術館など静かな環境にも設置可能となっている。 SmartPOTカスタマイズメニュー(有償)としては、設計サービスから保守サービスまでを幅広く提供する。また製品部品の最長5年長期安定供給を保証するとともに、全国120拠点のサービス網により、全国各地でのサポートやLCMサービスに対応する。 価格はオープンで、2010年9月上旬より出荷を開始する。今後、3年間で情報キオスク端末合計50,000台の販売を目指す。なお同社主催の展示会「PFU IT Fair 2010」にて製品が展示される予定。